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わきがとは?

わきがとは?

わきがの定義は「わきの下の汗が原因で生じる悪臭」です。わきがは病気ではありません。体質の一つと考えられます。

別の言葉でいいかえれば、だからこそ人に相談することもはばかられ、自分ひとりでウジウジと悩むことになる、やっかいな症状であります。

そのまま放置していれば、この独特の臭いが要員で他人に不快感や嫌悪感を与えることになりかねません。また、わきがの臭いを気にして、対人関係(男女のリレーションシップもしかり)にしみ込みをしてしまうことも少なくありません。

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わきがとフェロモン

かつてわきがはフェロモンとして存在していたと言い伝えられ、現在でも人間以外の動物はそれを活用してコミニケーションをはかっていると言われます。発情期には特有の臭いを発生することによって異性を惹きつけ、繁殖を何度も繰り返してきたのです。

しかし人類は進歩し、臭いではなく、顔、姿や服装などで異性を惹きつけることになりました。そうなれば、かつてはフェロモンとして重宝したであろうわきの臭いも、現在では人間に不必要な、嫌われものの異臭としての価値であるのが実際です。

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皮膚の構造について

皮膚の構造について

皮膚は大きく分別すると表皮、真皮、皮下組織の三つの層からなっています。表皮が一番外部にあり、厚さは0.1~0.3ミリ程度のとても薄い皮です。

その下に真皮があり、そこの部分は皮膚に酸素や栄養を運ぶような大切な血管が流れています。ここの部分をマッサージなどして刺激を与えると、毛細血管が活性化され、皮膚の老化予防になることが出来ます。真皮の厚さは一、二ミリ程度です。

この表皮と真皮の二重構造の下部に分厚い皮下組織があります。これがいわゆる皮下脂肪で、厚さは身体の部位によって異なります。


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汗腺類

【汗腺類】エクリン汗腺とアポクリン汗腺

人には二種類の汗腺があります。一つはエクリン汗腺です。エクリン汗腺からはエクリン汗が分泌されます。これは日頃「汗」と呼ばれるものです。

エクリン汗腺は唇や耳の外耳道、爪の裏や亀頭をのぞく人の身体の大体全てに分布しています。エクリン汗腺の数は人種により違っていて、暑い気候の地域に住んでいる人ほど多く存在します。

平均的に、日本人の場合は、約三五〇万本、一平方センチあたり約二〇〇~三〇〇本のエクリン汗腺があると言われています。

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エクリン汗腺について

エクリン汗腺について

エクリン汗腺はアポクリン汗腺に比べてとても小さく、その大きさは六〇~八〇ミクロン位で、肉眼では当然見えません。真皮と皮下組織の境目付近にあり、その出口は孤立して皮膚に開いています。

分泌されるエクリン汗は一パーセント弱の塩分などのミネラル(汗が乾くと白い粉をふいたようになるのは、汗の中の塩分が皮膚の表面に残るためです)九九パーセントの尿素、乳酸などを含んだ水分の成分で構成されています。

一日約一.五~二リットル分泌されていて、体温の調節、皮膚表面の殺菌などの役割を果たしています。粘り気もなくエクリン汗そのものは無臭です。


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アポクリン汗腺とは?

アポクリン汗腺とは?

アポクリン汗腺からはアポクリン汗が分泌されています。アポクリン汗腺という特殊な汗腺は人間のわきや陰部のようなゴワゴワした毛のつけ根、まれにおへそや乳首、肛門の周辺、耳の穴の中に存在します。

アポクリン汗腺は皮下組織に位置し、糸がからみあった形で、出口は毛穴と合流しています。アポクリン汗腺は日本においては大汗腺とも言われています。

なぜならその大きさは、エクリン汗腺の十倍位あり、たとえて言うならばキャビアぐらいの大きさで、肉眼で見ることができるほどだからです。


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皮脂腺について

皮脂腺について

皮脂腺は表皮を守るために、皮脂と呼ばれる脂肪を分泌しています。正確に言いますと、ぶどうの房のようになって固まった脂肪細胞が、新しい脂肪細胞ができることによって皮膚表面に押し出されます。

それが汗と混ざりあって薄い膜を作り、肌を守る働きをしています。

皮脂腺がなければ皮膚はカサカサ、パサパサになってさいますが、分泌量が多すぎれば逆に、肌がべたついたりします。女の人が気にするたくさんの肌トラブルはこの皮脂腺が関わっています。


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なぜわきがは臭うのか?

三つの汗腺類が連携しあい、わきがが発生するメカニズムを作りあげてもいます。それで、三つの原因が一緒になる、アポクリン汗腺がある場所にはどこのおいてもわきが臭が発生する可能性があります。ではどうすればそれ自体は大体無臭のアポクリン汗がわきが臭になるのでしょうか?

そのことには色々な見解があります。アポクリン汗は体外に出された後、細菌と触れることにより、特有のわきが臭を作り出すことがわかりました。その後の研究や実験でも細菌が悪臭発生の要因の一つであることが証明されました。

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わきがの臭いについて

まずアポクリン汗腺から分泌された汗が、エクリン汗腺から分泌された、水分のたくさんの汗によってわきの下部全体に広がっていきます。そして皮膚の表面に住み着いている細菌や雑菌類と出会い、腐敗し、臭いを放ち始めます。

(この細菌は常在菌といわれるものであり、肌の健康を保護するためには欠かせない存在です。肌に付着した異物や有害な雑菌を取り捕まえて分解してくれるのです。)

そこへ皮脂腺からの脂肪もまじわり、さらに臭いを強くしていきます。この腐敗臭こそが、わきがの臭いとなるのです。


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わきがになる人ならない人の相違は?

わきがになる人ならない人の相違は?

誰にもアポクリン汗腺は存在していて、わきが臭はどういう人にもあると言えます。ではその強弱の差はなぜ生まれるのでしょう?わきがの人はそうでない人よりアポクリン汗腺が多くあり、それによりアポクリン汗の量もたくさんあると言われています。

確かなことに体臭の強い欧米人は、日本人に比較してアポクリン汗腺の数がたくさんあるのです。また、アポクリン汗腺の大きさにも相違があるという報告があります。

わきがの人のアポクリン汗腺は発達して大きくなり、平均してそうでない人の三倍位ほどあると言われています。大きく、数もたくさんあれば分泌する量もとてつもなく多くなるのは必然です。

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アポクリン汗の成分が関っている

アポクリン汗の成分が関っている

アポクリン汗の内容にも個人差があり、わきがの強弱は内容の相違に関係しているという思想です。

前記したようにアポクリン汗は脂肪、タンパク質、鉄分、色素、蛍光物質、尿素、アンモニアなどによる成分で成り立っています。

わきが臭の強い人ほど、多くの鉄分と脂肪が分泌され、相互作用で悪い臭いを放出するという見方です。しかしこれには反対意見もあり、鉄分は関わりなく、脂肪の中の低脂肪酸が多いと悪い臭いが放たれるという見解もあります。


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皮脂腺から分泌される脂肪が関っている

皮脂腺から分泌される脂肪は元来、弱酸性で殺菌力がありますが、わきがの人達はその分泌量がたくさんあり、皮脂膜のアルカリ度数が高くなるので細菌が繁殖しやすくなるという説です。

細菌が多く繁殖すれば、それだけ脂肪もよく分解して腐敗臭が強くなるのです。このようにわきがの臭いについては諸説いろいろありますが、要因は一つだけでなく、前記のようなたくさんの原因が絡みあって強臭が発散されていることは確実なようです。

アポクリン汗腺の量や密度に始め、その成分、また汗腺類全般の活動の様子や皮膚に住む常在菌の種類や数など、人間の肌のコンディションは少しずつ違っています。


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皮脂腺からの分泌

皮脂腺からの分泌

個人差によって、どのような臭いがどの程度の強さで発生するのかが決まってくるのです。

つまりわきが、多汗症発生の要素は遺伝的なものと長年の生活習慣に左右される体質的なものでもあります。によって、単に綺麗にしておけば臭わないというものではないのです。また、季節なども関係します。

日本は高温多湿の風土でわきがの人にとって、梅雨から夏にかけては本当につらい季節です。どこの家庭にもカビやダニなどが発生しやすいのと同様に、わきの下部もムレて、雑菌が多く繁殖しやすいのです。


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