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子宮の構造は、外性器である膣から続く内性器の中心となる組織です。 ただし女性ホルモンなどの分泌機能はなく、脳や卵巣が分泌するホルモンによって、コンロトールされます。
子宮は受精した卵子が育まれる体の重要な組織と言えますが、実際に受精卵が着床するのは子宮内膜と言われるもので、子宮内膜は月経のサイクルと連動する形で、組成され廃棄されます。 要するに子宮内膜は受胎活動の要とも言えるもので、生理とともに毎回新たに作られる臓器と言えます。
子宮内膜の成長は、受胎の準備を行うために、他の臓器と比較にならないほど早く、特殊な細胞によって形成され、まさに人体の神秘と言えましょう。 子宮内膜に関しては、まだまだそのメカニズムは解明されていません。 将来的には遺伝子レベルでの研究が進めば、子宮内膜のメカニズムも解明されると期待がもたれるところです。
子宮内膜は、受精卵にとっての揺りかごのようなもので、排卵のタイミングに合わせて、新しく作られます。子宮の中では、生理の度に子宮内膜が作られては、次の排卵の度に古くなった子宮内膜は捨てられて、新しい子宮内膜を作られる事になりますが、このような短いサイクルで、代謝活動を行なう臓器は、他にはありません。
受精卵が子宮内膜にたどり着くと、子宮内膜に包み込まれるような形で、子宮に定着します。ここから妊娠が始まるわけですが、受精卵や精子に問題があった場合や、子宮内膜に問題があった場合は、不妊の原因になってしまいます。
特に子宮内膜は受精卵を最初にキャッチする組織ですから、子宮内膜に問題がある場合は、不妊に繋がる可能性が高いといえるでしょう。
子宮内膜は、排卵にあわせて形成されるものですが、形成するにあったは、脳からの指示を受けて卵巣が子宮に指示をする形をとります。人体の活動を支持するには、ホルモンが利用されますが、ホルモンは人体のネットワークで言えば、メールのような役割を果たし、その中枢であるメールの発信元が脳になるわけです。
単純に脳から分泌されるホルモンが子宮に指示するのではなく、卵巣などの関連組織に脳のホルモンが働きかけて、卵巣などから更に別のホルモンを分泌されて、子宮内膜が作られるようになるわけです。
実際のホルモンの働きは、正確には解明されていませんが、脳の視床下部から分泌されるゴナドトロピン放出ホルモンと、卵胞刺激ホルモン、黄体化ホルモンなどが関係していることが分かっています。
子宮内膜については、分からないことが多く、その個人差についても、色々研究がなされていますが、はっきりした事は分かっていません。子宮内膜に関連する人体の組織については、遺伝的な要因が考えられますが、遺伝的な要因だけでなく複合的な要因もあり、遺伝が原因で子宮内膜組成に問題が起こるということではありません。
子宮内膜の問題では、外的な要因も大きく影響する場合があります。食生活や飲酒喫煙、ストレスなど、様々な事柄が影響しますから、母親が不妊とか子宮内膜が薄いとかの問題があっても、その子供がそのような傾向があるとは限りません。
逆にそのようなことを気にする事で、かえって子宮内膜に影響を及ぼす事も考えられますから、気にしないほうが良いでしょう。
子宮内膜は、人間の誕生について最大の不思議と言えます。人体の60兆の細胞の中で、子宮内膜を形成している細胞ほど増殖能力を持った細胞はありません。
月経から排卵までの短い間に、1ミリしかなかった子宮内膜が1センチにもなるのですから、まるでSFの世界です。生理の高温期には、エストロゲンとプロゲステロンなどのホルモンの作用によって、子宮膜は栄養に満たされて、上質なリネンの毛布を引かれた揺りかごのように、受精卵が着床するのを待ち構えます。
一旦受精する時期が過ぎれば、血液とともに体の外へ排出される事を、生理のたびに行なっていて、人間だけでなく多くの哺乳類に共通にみられるため、まさに生命の不思議といえるでしょう。
月経は、排卵が行なわれて、性交によって受精が行われなかった場合に、次の排卵のために古くなった子宮内膜は体外に捨てられますが、その際に月経と言われる現象が起こるわけです。
子宮から子宮内膜が取り除かれる際には、子宮内膜についていた毛細血管なども傷つき、出血する場合もありますが、剥がれ落ちた子宮内膜は、フィブリン分解酵素の働きで分解され液状になって、体外に排出されます。月経につきもののおりものは、子宮内膜の分解された残りで、正常な状態であれば、白色か透明なもので、多少匂いがしますが問題はありません。
月経の時に出血量が多い場合や、おりものが変な色をしている場合は注意が必要ですが、妊娠した場合でもおりもが増えるケースもあります。