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症状0期

体部がんの場合は、子宮内膜異型増殖症を0期としています。子宮頸部がんほど0期の概念ははっきりしていませんが、最近ではエストロゲンという女性ホルモンの過剰分泌が続き、子宮内膜が増殖し続けることが、その発端ではないかとも言われています。これが、子宮内膜増殖症という状態です。その状態であれば、ほとんどの人は自然に治ってしまいますが、ごく一部の人では細胞の顔つきが変化して、がんとは断定できませんが、正常とは異なってきます。これが、子宮内膜異型増殖症という状態です。子宮内膜増殖症には、単純型と複雑型があり、それぞれに細胞の変化が進んだ異型タイプがあります。なかでも細胞の顔つきが違えば違うほど、がん化しやすいといわれています。

症状Ⅰ期

Ⅰ期では、がんは子宮の内部にのみ存在する症状を指しますが、がんがどの程度拡がっているかにより、3段階に分けられます。がんが子宮内膜にのみ認められる状態がⅠA期、がんが子宮筋層の内側半ばまで拡がっている状態のⅠB期、がんが子宮筋層外側半ばまで拡がっているⅠC期という3つに分けられます。

筋層にはリンパ管や脈管と呼ばれる血管が存在し、筋層へのがんの浸潤の度合いが大きければ大きいほど、がんが脈管に入り込み、流れて行きやすく、転移や再発を起こす危険が高まるといわれています。また、手術で摘出した子宮を顕微鏡で観察すると、すでに、脈管内にがん細胞が入っているのが確認されることもあります。

症状Ⅱ期

Ⅱ期では、がんは子宮の内部から子宮頸部まで拡がっていますが、子宮体を越えてまでは拡がっていない状態が分類されます。がんが子宮頸部にどの程度拡がっているかにより、ⅡA期とⅡB期に分けられます。

がんが子宮頚部と子宮腺まで拡がっている状態がⅡA期で、がんが子宮頚部の結合組織の中まで拡がっている状態をⅡB期といいます。この時期までは、比較的治療方法に選択の余地がありますが、抗がん剤や放射線治療などを併用して治療を行うこともありますが、かなり強い副作用などもありますので、かかりつけの専門医とよく相談し、自分の納得のいく治療法を見つけ、しっかりと納得した上で、治療に専念することをおすすめします。

症状Ⅲ期

Ⅲ期では、がんは子宮と子宮頸部を越えて拡がっているけれども、骨盤を越えて拡がっていないもの、または骨盤内あるいは大動脈周囲のリンパ節に転移を認めるものを分類します。なかでも、がんの範囲が骨盤内のどこまで達しているかにより、ⅢA期、ⅢB期、ⅢC期に分けられます。

ⅢA期は、がんが子宮の最も外側の層まで拡がっている状態もしくは、子宮を越えた組織まで拡がっている状態もしくは、腹膜まで拡がっている状態の中の1つまたは、それ以上広がっている状態です。

ⅢB期ではがんが子宮と子宮頚部を越えて、膣のなかまで拡がってしまっている状態をいい、がんが子宮隣接のリンパ節まで拡がってしまっていれば、ⅢC期に分類されます。

症状Ⅳ期

Ⅳ期では、がんは骨盤を越えて拡がっています。がんがどの程度拡がっているかによりⅣA期とⅣB期に分けられます。

ⅣA期では、がんが膀胱または、腸壁まで拡がっている状態で、ⅣB期には、骨盤を越えた遠隔臓器転移を認めるもの、あるいは腹腔内や鼠径部のリンパ節に転移を認めるものなど、がんが腹部や鼠径部のリンパ節を含む骨盤を越えた他の部位に拡がっている状態となります。

もはやここまで進行してしまうと、治療方法は数少なく絞られ、5年生存率も20%を割ってしまう数字になります。この段階で発見されるというケースは少ないと思われますが、年齢が若ければ若いほど進行は早いといわれており、がんの転移が今後も考えられます。

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