基礎体温のつけ方

月経前症候群をコントロールするのには、基礎体温を毎日つけるのが一番だと思われます。基礎体温とは、体が眠った状態のまま体温を測ったときの体温をいいますが、寝ている時に体温は測れませんので、朝、起きて布団から出る前に口で体温を測ります。

通常の体温計とは違って、婦人用体温計というのが販売されています。朝起きて布団から出る前、トイレに行く前に計りそれを毎日記録していきます。一日二日計り忘れたからといってやめてしまわず、計り続ける事に意味があり、体温の変化によって体調の管理ができるようになります。

基礎体温を記録するものは、自分で見て分かるような記録でもかまいませんし、婦人用基礎体温表というものが薬局などでも売られています。日々続けることが体調管理に繋がります。

基礎体温でわかること

月経前症候群をコントロールするために、基礎体温を毎日測る事がいいとされていますが、基礎体温から分かる事は、自分の排卵日が特定できますし、そして、自分の体調管理、妊娠の有無等が見て分かるようになってきます。通常基礎体温は、生理一日目から排卵日までが低温期、排卵日から次の生理開始日までが高温期と呼ばれています。

排卵日の前後になると、基礎体温は通常の基礎体温よりもより低くなり、そして排卵されると体温は上昇し高温期となります。それは、個人差がありますが、排卵がある人には、体温が二層に分かれます。二層に分かれない人は、排卵がない場合があったり、排卵しても高温に体温が移行せず、ホルモンのバランスが崩れているという事になり、自分の体調管理にとても役立ちます。

カフェインの取りすぎに注意

月経前症候群をコントロールするために、コーヒーやチョコレートなど、カフェインの入った飲食物をなるべく避ける方がいいとされています。カフェインを薬と処方する場合もありますが、カフェインにはやや強い生理作用があり、筋肉や脳を刺激し、興奮状態を引き起こさせるので、月経前症候群の方はカフェインの取りすぎに注意する必要があります。

カフェインには眠気防止や疲労感の除去、医学領域においては強心剤などとして用いられる場合もあり、カフェインの取りすぎはカフェイン中毒になる可能性も大いにあるので、カフェインの取りすぎには注意が必要です。月経前症候群には、抑うつ状態や、いらいらなどの精神的苦痛が伴う場合があり、カフェインを飲む事によって、症状が悪化する場合もあります。

塩分はむくみにつながる

塩分の取りすぎは、むくみの原因となります。体内に塩分が多くなるとその塩分濃度を薄めようとして体内の水分が集まり、細胞が膨らんでむくみの原因となります。普段からむくみが気にある方は、食事生活の中で、塩分の多いものを沢山食べ過ぎているのが原因かもしれません。

お弁当類や、外食は、味付けが濃いものがおおいので、注意が必要です。体内では、カリウムと、ナトリウムが細胞の中に多く含まれており、一定のバランスを保っています。

そのバランスが崩れると体内での調節が崩れると細胞が水分を多く吸収するので細胞が膨張し、血管を圧迫して血圧の上昇を招きます。塩分の取りすぎは、それだけでも血圧の上昇の原因となります。

体液の濃度が上昇し濃度を下げる為に水を欲するようになり、のどが渇くのもそのためです。

服装も関係がある?

月経前症候群をコントロールするためには、服装にも関係が関わってきます。例えば、夏場の職場で、クーラーが常に効いている室内で、何時間も同じ体制で仕事を続けると、足腰が冷えて、月経前症候群の症状である、冷え、偏頭痛、腰痛、冷えのぼせなどの症状が悪化する事があります。

そして、逆に冬場の場合でも顔は火照るが足腰が冷えるなど、月経前症候群の症状をさらに悪化させます。

夏場の場合は、部屋の中と室外との温度変化に対応しやすいように、室内では温度はあまり下げすぎず、それが調整できない場合は、足掛けや、靴下、カーディガンなどを羽織るなど心がけましょう。

そして冬場の場合は、足腰が冷えないように注意し、換気を忘れずにする事が大事です。自分の体は自分で管理する事を心がけましょう。

ストレス(家族)

ストレス(家族)
家族との間のストレスは、子供との間の問題もありますが、夫婦の問題もあります。月経前症候群の症状が重く出る時と、夫婦の間がうまく行っていない時というのは、比例しているような感じになります。

それは、夫婦の間で喧嘩などがあると、ストレスが溜まり、イライラして、情緒不安定にもなります。その結果、下腹部痛や偏頭痛となって症状が現れます。また、月経前症候群の症状によって夫婦の間でギクシャクしてしまいます。

このような状態にならないように、月経前症候群の事をよく理解してもらい、そして、なるべく穏やかにすごく事が大事です。家事や家の事を手伝ってもらいたい時は協力してもらい、きちんとした治療をする事が一番です。しかし、家族は月経前症候群の症状を和らげてくれるものでもあります。

ストレス(職場)

職場によるストレスは、自分の言いたいことも全部が言えるわけではないので、ストレスは通常の場合でもたまると思います。今、いろんな企業では生理休暇をとってくれる会社が増えてきています。

生理休暇をとってもいい会社であれば、有効に使うのがいいでしょう。月経前症候群の症状は、イライラや、孤独感、精神不安定などがあり、重度になると周囲に迷惑もかかってきます。

症状の出る期間だけがまんすればいいと思っている人も多いようですが、仕事にも支障が出てくる場合もありますので、きちんとした診察をしてもらって、きちんとしたお薬を処方してもらいましょう。

月経前症候群を我慢している事で、それがまたストレスとナリ、症状を悪化させる場合があります。出来るようであれば、事情を話、理解を深めておくといいでしょう。

ストレス(育児)

育児によるストレスは、ある程度大きくなっている子供であれば、何とか話をする事も分かってくれるかもしれませんが、乳幼児やまだ低学年の子供だと、理解してもらうにも時間がかかりますし、乳幼児の場合、言葉は分かりませんし、赤ちゃんも泣いているだけで、母親が世話をしなければどうにもなりません。

月経前症候群の症状である、イライラや、精神不安定の症状もあり、どうしても子供につらく当たってしまいます。自分で、月経前症候群の症状が出る時期がある程度分かってくると思うので、その場合は家族に育児を手伝ってもらうのが一番だと思われます。

自分ひとりで抱え込まずに家族に相談し、どのように月経前症候群の期間を乗り越えればいいのかを理解してもらうのが一番です。

月経前症候群と仕事

最近では、生理痛や月経前症候群などで休暇がもらえる会社も増えてきています。月経前症候群には、身体的苦痛、下腹部痛や偏頭痛、腰痛などはもちろんですが、精神的苦痛で、抑うつ、情緒不安定、孤独感、イライラなどもあり、仕事に差し支えの出る場合もあります。

自分でも分かって入るのですが、それがうまくコントロールの出来ない重症な人もいます。その場合は、周りにも迷惑を掛ける事にもなりますので、会社によっては、そのような休暇が取れる所もありますので、一度相談してみるのもいいでしょう。

一人で考えすぎてもまたそれがストレスの原因となってしまいますので、婦人科や精神科などでカウンセリングを受けてみて、お薬を処方してもらうなどの対応をしましょう。そして月経前症候群とうまく付き合い、仕事もスムーズにできるようになるといいですね。

ページのトップへ▼