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なぜ「水」の「虫」なんだろう

「水虫」の語源は明確ではありません。水田で作業するお百姓さんが水虫に悩むことが多く、水の中にいる虫に刺されたんだろうと推測。それで「水虫」という説が通説のようですが、本当のことはわかりません。


でも「虫」という言葉を使ったことで、実感が湧きますね。農作業で水虫になったら、後が大変だったでしょう。水虫だから作業を休むというわけにもいかず、泥田にまた足を入れるわけですから化膿することも多かったと思います。単に痒いなどというレベルではなかったはずです。

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水虫とペニシリン

教科書でペリシニンの話を読んだことはありますか。フレミングという学者が偶然、青カビの周囲にだけ菌が繁殖していないことを発見。つまり青カビに抗菌性があることを突き止めたというエピソードです。ここから画期的なペニシリンが生れました。その青カビの学名ペニシリウムから取った名前なのです。


ところで水虫の白癬菌はこのペニシリウムとけっこう近い関係にあるのだそうです。どの程度近いかは専門家でないので不明ですが、どっちもカビであることは事実。また白癬菌もある種の抗生物質を出しているとのことです。水虫から何か特効薬が生れたりしたら? 喜ぶべきか悲しむべきか難しいところです。

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炭焼きに水虫無しって言うけど

「炭焼きに水虫無し」とか「竹職人に水虫無し」とか言うようです。実際にお話を伺ったわけではないものの、この種の言い伝えは概ね真実というのが相場(嘘を言っても得にならない)です。たぶん、そうなのだと思います。


理由として考えられるのは、たとえば炭を焼いたときの煙には木酢液が含まれているし、竹もまた抗菌性を持つことで知られています。日常的にそうした環境にいる人は水虫に感染しにくいということなのでしょう。しかし竹酢液や木酢液が水虫を完全に治すかどうかとなると、医学的にはなんとも断言できていないのが実情です。治ったという人もいるし、ダメだったという人もいるようです。「酢には確かに抗菌性があるが、専門薬のほうがン千倍も効く」という話もあります。

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