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水虫にかかっている人の数は?
水虫患者の数は膨大です。ただ正確に数を把握するのは非常に困難で、薬の販売数から推測したり、あるいは皮膚科の患者数からの推定もなされています。こうした統計からすると日本の水虫患者数はだいたい1000万から1500万人ではないでしょうか。
昔からのイメージでは「水虫はオヤジの病気」でした。実際、年齢が高くなるにつれて感染者数は増えていきます。これは長く生きていれば感染する機会も増えていくことから当然ともいえます。
また水虫歴が長くなるにつれて自覚症状のない角化型が増えていき、結果的に放置している人の数が増えていることにも由来します。50歳以上の日本人の4分の1が水虫という推定もあります。
同じ日本でも暖かな南の地方は感染者が多く、北は比較的少ないなど地域差もあります。またこのところブーツの影響で特に首都圏の若い女性患者の数も増えてきました。こうしたことから、自覚症状のない感染者も含めると、実際には1500万~2000万人くらいが水虫持ちと見なしてもいいかもしれません。
世界の水虫感染者数は?
日本の水虫患者の数さえも明確ではないのですから、ましてや世界中にどれほどの数の感染者がいるか、いろいろ数字が上げられていますが、なにしろ世界は広いのでイマイチ確定はできません。ひとつの例として5億人以上という数値もあります。
仮に5億人とすると、世界人口がだいたい65億人(これだって実は曖昧ですが)ですから、約7パーセント。13人に1人が水虫。アラスカやシベリアなど寒冷地では比較的患者数も少ないことが予想されるし、アフリカなど患者数も把握できていない国もけっこうあるでしょう。
すごいと言うべきか意外に少ないと言うべきか。ただ言えることは、日本は水虫が多いんだなということ。日本では1500万人から2000万人というのが通説ですから、やはり日本は高温多湿。水虫にとっては住みやすい美しい国のようです。
水虫患者数の推測が難しい理由
日本では2000万人とか世界で5億人とか、一応は数字をあげていますが、この数値はかなりあやふやです。どうしてか?というと、水虫にかかった人がみんな皮膚科へ行くわけではないし、水虫薬を買う人はみんな水虫というわけでもないからです。
もし水虫が命にかかわるような病気なら、かなり確実な数字がつかめます。しかし自己診断が非常に多いし、中高年の角化型の水虫の場合は逆に気がつかないケースも非常に多い。
「また再発だぁ」と嘆いていても、実際には違う皮膚病だったなんてことも珍しくないようです。というわけで病院側の統計も、薬の販売量からの推測も、どっちも確かとは言えない。「かなり多い」ということだけは確実なのですが。
水虫を根治した人はめったにいない
年齢が高くなるにつれて感染者の数は増えていきます。その最大の理由は「発症しているけど自覚症状がない」「感染はしているが今のところ発症していない」という人の数が多いからです。自覚症状がないというのは、大部分が角化型です。特に痒くもないのでなんとなく放置してしまいます。本人は水虫とは思っていません。もちろん感染力はあります。
足が痒くてたまらない時は、誰しも熱心に治療します。しかしほとんどの人は痒みがおさまり、外観もきれいになると薬を塗るのをやめてしまいます。そしてそのまま数年、何もなく過ぎることもあるのです。水虫菌はいるけど、元気に繁殖するような環境になっていない、というケースですね。これが「発症していない」というパターンです。
医師の話では、水虫を根治した人は非常に稀だそうです。1~2回通院して薬をもらうと、そのまま来なくなってしまう。つまり、まだ菌をかかえたまま、治ったつもりで平気に過ごしている潜在水虫患者がとても多いということ。けっこう怖い話ですね。
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