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狭心症とは

狭心症は、心臓の血管の病気です。心臓自体は心筋と言われる筋肉で出来ており、この心筋い栄養補給を行なっている血管を冠動脈と呼びます。冠動脈は大動脈から心臓に左右2本に枝分かれして、心臓を包み込んだ形で分布しています。

左右それぞれ、左冠動脈、右冠動脈と呼びますが、狭心症は、左右どちらかの冠動脈が、生活習慣や老化によるコレステロールや中性脂肪が血管内に溜まる事が原因で、動脈硬化や血管が詰まり、血流が心臓の組織に行き渡らない血流傷害の状態を言います。

狭心症が原因となって、心筋梗塞やその他の虚血性心疾患と呼ばれる、最悪の場合は死亡する恐れのある疾病に進行する、恐ろしい病気で、発症した場合は、緊急な処置が必要とされ、一刻の猶予も許されません。

狭心症の原因

狭心症の原因は、高血圧、糖尿病、高脂血症、喫煙や肥満あるいはストレスが上げられますが、一般に言われる成人病や生活習慣病と同じ危険因子が原因とされます。成人病や生活習慣病で最近問題とされるメタボリック(中性脂肪)は、内臓脂肪の形で蓄積され、色々な内分泌因子を生み出し、新陳代謝異常を起こして、動脈硬化などの冠動脈疾患を引き起こすとされ、狭心症や心筋梗塞などの冠動脈疾病の原因とされています。

従って高血圧や糖尿病、高脂血症などを患っている人には、余病として狭心症の危険性が常にあるということになります。狭心症の病気の原因は動脈硬化ですが、その動脈硬化を引き起こす原因が中性脂肪とされる以上、中性脂肪を減らす努力をする以外、狭心症から逃れる事は出来ませんが、狭心症が軽い症状で、症状も急変せずに、暫らく経ってから急激に悪化する場合もあり、油断できません。

狭心症になり易いタイプ

狭心症になり易いタイプは、中性脂肪の多い人です。更に飲酒や喫煙の習慣があって、脂っこいものを好む人や、ストレスを感じやすい人もしくはストレスが溜まる仕事についている人などが上げられます。
若い時に運動をしていた人に、結構狭心症になる人が多く、運動をしていた時の食習慣を、運動を止めた後でも引き続き変えていない場合は、運動で消費されないエネルギーが、全て身体に蓄積されてしまいます。

食習慣は家族の生活環境によっても決められてしまうので、核家族化した現在、食事を作っている母親の嗜好によって決められる部分が多く、母系による生活習慣病の傾向が最近目立っています。
狭心症が中性脂肪などが原因とされる背景には、日本人の食事の高カロリーかと動物性たんぱく質中心の食事がありますが、特に外食が多い人は、狭心症になり易い環境にあると言っていいでしょう。

狭心症と高血圧

狭心症の直接的な原因は動脈硬化ですが、動脈硬化になってもすぐには狭心症などを発症するものではなく、狭心症の前兆としては、高血圧があげれれます。

高血圧は、老化などが原因で、血液中にコレステロールや中性脂肪が増えて、動脈に蓄積することで引き起こされますが、細くなった血管に血圧がかかれば、それだけ大きな圧力となり、血管を傷める可能性が高くなると言えます。

高血圧は、動脈硬化の初期症状であり、一旦高血圧になると、悪循環の始まりです。高血圧は、血管が細くなっていることを意味するばかりか、各組織に正常に栄養が行き渡っていない事をも意味します。
栄養の行き渡っていない組織は、新陳代謝が行なわれなくなり、老化を早め、機能不全などの障害を生じます。

このような状態が続く事によって、狭心症が引き起こされる事になります。

狭心症と高脂血症

狭心症と高脂血症は、密接な関係があり、高脂血症を患うと狭心症の発症率がかなり高くなります。
高脂血症とは、悪玉コレステロール(LDL)が血中に多くなる病気を言います。

よく定期検診でコレステロールが高いと言われるのは、高脂血症のことを指して言われるわけですが、高脂血症は高血圧とも深い関係に有ります。

高脂血症の状態が長く続くと、コレステロールは動脈などの血管内の壁に付着して血管を細くし、その結果高血圧になります。

コレステロールが溜まった動脈は、弾力が失われ血圧に対して対応力が失われる動脈硬化の状態になります。

この状態が続けば、血管を傷つけて、心臓を動かす心筋の血管を破り狭心症を引き起こし易くなります。

狭心症と動脈硬化

狭心症に限りませんが、動脈硬化は成人病や生活習慣病と言われる疾病の全てに関わる血管障害と言えます。

動脈硬化は、それ自体症状などには現れませんが、狭心症や脳溢血などの共通した原因であると言えます。

動脈硬化の原因は、血中の中性脂肪や悪玉コレステロール(LDL)が増えることで、血管にコレステロールが溜まって、血管を細くします。

細くなった血管は心臓から送られる血液の圧力によって、傷つけられたり、コレステロールで塞がれたりします。

血管が閉塞され動脈瘤などが作られてしまうと、その先の体の組織は、最悪の場合壊死状態になるか、血管が破られて出血し、心臓を構成する心筋にある冠動脈で起これば狭心症に、脳出起これば脳溢血に進行します。

狭心症とタバコ

狭心症になり易い状態の人にとって、タバコを吸うことは、一種の自殺行為です。

狭心症になりやすいとは、肥満体か、血管中のメタボリック(中性脂肪)の濃度が高い状態を言いますが、この状態のの人の血管は、悪玉コレステロールが血管にたまり溜まり、血管閉塞や動脈瘤が起こっている場合が考えられます。

そこまで症状が進行していなくとも、高血圧の状態であれば、タバコを吸うことで、ニコチンが交感神経を作用して、血管が収縮し脈拍も増加します。

血管の壁を傷つけて動脈硬化を引き起こし、余計血流を妨げ、血管内の血圧を高め、血管内に動脈瘤や出血を引き起こします。

それらの症状が心臓を取り巻く冠動脈で起これば、狭心症に進行します。
ダムにヒビがは入って、決壊するように、一旦狭心症になれば、進行は一気に早まり、悪化します。

狭心症と大動脈弁狭窄症

狭心症とよく似た症状を発症する大動脈弁狭窄症と言う心臓の病気が有りますが、その原因は老化やリュウマチ、遺伝的な因子とされています。

発症する場合は、中年以降に多く見られますが、心臓の左室の肥大による、心臓の冠動脈の合併症として狭心症を併発する場合があります。

大動脈弁狭窄症は、初期の段階ではほとんど自覚症状もありませんし、単独で深刻な症状になる場合は少ないと言えますが、合併症として狭心症や心不全を伴った場合、症状を悪化させる大きな因子となる可能性があり、深刻な場合は心筋梗塞に進展する場合もあります。

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