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発毛・育毛の基礎知識
発毛・育毛のメカニズム
毛髪は頭皮の毛穴にある毛根から生えますが、毛髪自体は、毛乳頭と言う毛髪の元となる栄養素を毛細血管から吸収する細胞と、実際に毛髪となる脂肪を生み出す毛母とで構成されています。
一般に毛髪と言われるものは毛母の先に伸びた毛幹と言われるものです。毛髪の発毛育毛には一定のサイクルがあり、何回か繰り返し毛根は寿命を終えます。毛根のサイクルは、成長期、退行期、休止期の3段階に分けられます。
成長期は毛乳頭から盛んに毛幹が生成され、毛髪と認められるものです。対抗期は毛母の活動が止まり、毛髪の成長が止まり、あとは毛髪が抜け落ちるのを待つばかりの時期にあたります。
休止期は、次の成長期のため準備の時期と言えるものです。毛根の寿命は男性で3年から5年、女性は1年ほど長くなります。この間に2回から3回ほど、サイクルを繰り替えします。
発毛・育毛に必要な栄養素
発毛育毛のための栄養素としては、毛髪の主成分がアミノ酸からケラチンというタンパク質ですから、必須アミノ酸やミネラルをバランスよく取る事が不可欠です。
ビタミンB群には毛髪の新陳代謝を活発にし、発毛育毛を促進させる働きがあり、またビタミンEは抗酸化作用があり、酸化脂質酸の生成を防ぎ血行を促進して、毛髪を健康な状態に保ちます。
特にミネラルの中でも、亜鉛は日本人に不足しているとされていますが、毛髪の主成分であるケラチンの生成には欠かせないものです。牡蠣などに多く含まれていますが、ビタミンCやEと一緒に取ると、効果的に吸収されます。
ただし過剰に摂取すると、銅などの欠乏症や胃腸障害になる恐れがありますから、注意が必要です。
発毛・育毛のための環境を整える
発毛育毛にとって好ましい環境とは、頭皮が清潔で健康である事が、大前提です。だからと言って矢鱈洗髪しては、皮脂などを必要以上に除去し、頭皮の保湿を損ねてしまいます。頭皮を乾燥させると、頭皮が角質化して血行障害などを引き起こし、毛根に栄養が十分行き渡らなくなってしまいます。
洗髪の目的は、酸化した頭皮の皮脂や汚れや細菌を取り除き、清潔にすることです。薬用の石鹸やシャンプーを使う時は、説明書に従って使う必要があり、必ず保湿のためにリンスなどを併用する事をお勧めします。
食事は、規則正しく、栄養のバランスが取れたものにします。睡眠不足は発毛や育毛にとって大敵ですから、十分な睡眠時間を取らなければなりません。何よりストレスは脱毛の大きな原因となりますから、発毛育毛を心掛けるには、普段からストレスを解消するために、適度な運動を行なって下さい。
頭皮と頭髪の関係
頭髪は頭皮にある毛根から生み出されるものですから、頭皮に問題があれば、少なからず頭髪にも影響を及ぼします。また毛根に問題があれば、同様に頭皮にも影響します。
頭皮はシャンプーなどで洗髪していても、毛根に溜まった老廃物や皮脂が、細菌やダニなどによってアレルゲンとなり、アトピーやアレルギーを引き起こし、頭皮にダメージを与えて、脱毛になる事がもあります。
また洗髪しすぎると、頭皮が乾きふけの原因になったり、かゆみの原因になって、爪で掻いたりして頭皮を傷つける事や、フケが皮脂と交じり合って、毛根を詰まらせる事もあります。頭髪は頭皮にある毛根から生えてくるものですが、頭皮の表面だけ見ていては、正しい発毛や育毛は期待出来ません。