HOME > 入れ歯

総入れ歯について



総入れ歯とは?

入れ歯とは、歯の無いところを補う取り外しタイプの義歯のことですが、入れ歯は大きく分けて総入れ歯と部分入れ歯とに分かれます。

総入れ歯のことを総義歯または全部床義歯と呼びます。

総義歯とは、歯が上または下のアゴに1本も無い無歯顎の時に装着される義歯をさします。

最近では入れ歯の技術も進歩し、総義歯にもさまざまなタイプがあります。

金属床にゴールドやチタンなどの素材を使用したものや、柔らかいソフトなもの、なかには磁石の力を用いて歯を固定したり、総義歯でも歯根を利用したり、人工歯根を利用するといった場合もあります。

通常は就寝中は入れ歯を外して歯や歯肉部分を休めておくことが大切です。

ページトップへ

使用するケース

総入れ歯は、すべての歯がつながって歯肉部分まで作られているため、部分的に集中して歯が欠損した場合に使われる部分入れ歯とは違って、口の中の歯が全て抜けてしまった時に使用します。

また、歯がなくなると見た目だけではなく、食べ物が噛めなくなったり、うまく発音ができなくなりスムーズな会話が楽しめなくなったりします。

それだけでなく、歯がなくなってしまうと顔の輪郭が変わってきたり、体全体のバランスが崩れて肩こりや腰痛の原因になったりもするのです。

総入れ歯の使用は、老化などでとくに歯を失いやすい60歳以上の高齢者に多くみられますが、なかには30代・40代の年齢層での総入れ歯を装着することもあります。

ページトップへ

総入れ歯の構造

総入れ歯は、すべての歯がつながった状態で作られていますが、大きく分けて天然の歯の代わりとなる人工歯、ピンク色で歯茎の代わりになる歯肉部分、口の中の粘膜に接する部分である義歯床、クラスプと呼ばれる維持装置の4つで構成されています。

また、一般に保険で対応されているプラスチックの入れ歯は形や大きさが限定されている半面、自費での入れ歯はより高い精度でよりよい装着感を求められるために、多くの手間をかけて製作され、それぞれの過程で使用される材料や道具も自費専用の精度の高いものが使用されています。

入れ歯と口の中の粘膜が密着するものであれば、入れ歯が浮き上がらず、装着時に違和感がありません。

ページトップへ

大体の費用

総入れ歯は大きく分けて2つの種類があり、健康保険対応の入れ歯を作る際には、かかる費用は通常の3割負担で考えるとおおよそ1万円です。

それとは違って自費診療にて入れ歯を作成する際には、作成する入れ歯の種類や素材によっても金額が大きく異なり、歯科医院によって金額はまちまちなのが現状です。

義歯床にゴールドやプラチナなどを使用したものはかなり高額でおおよそ50万円〜70万円、チタンを使用したものは30万円〜50万円が相場でしょう。

しかし、歯は毎日の生活に大きくかかわることですので、選択する際には、しっかりと吟味し用途や目的に合わせて、自分に合うものを選ぶことをおすすめします。

ページトップへ

保険対応の総入れ歯

健康保険適応で使用される総入れ歯は何といっても治療費が安く、万が一破損した際にも簡単に修理ができます。

熱に強く煮沸消毒ができるため、清潔さを保てます。

そして、においや汚れがつきにくく、耐久性にも優れ破損しにくいという特徴もあります。

しかし、種類が限られているため歯の色や形に違和感が出ることがあります。

また、義歯床部は金属ではなく樹脂でできており、かなり分厚く作られているため、しゃべりにくかったり、食べ物の温度や味覚が伝わりにくくなります。

一度保険で総入れ歯を作成したら、6ヶ月間の間は保険対応で総入れ歯を作ることはできなくなりますので注意が必要です。

ページトップへ

総入れ歯のメリット

一度失った歯は二度と戻ってはきません。

人間は歯がない状態では、まともに食事を取ることもできませんが、自分に合った入れ歯を使用することで快適な食事を楽しむこともできます。

また、歯がなくなるとできなかった発音もしっかりし、スムーズな会話を楽しむことができます。

以前は入れ歯が合わない・しっかりと噛めないといったトラブルも多々ありましたが、近年では入れ歯の技術も進んでおり、強度の高いものや装着時に違和感のないものなど種類も豊富です。

また、タイプは限られますがプラスチックの総義歯であれば、健康保険の適応となりますので、安価で入れ歯の治療ができ、破損時の修理も比較的簡単にできます。

ページトップへ

総入れ歯のデメリット

歯がすべてなくなってしまうと、総入れ歯を装着する以外に治療法はないのですが、デメリットとして違和感がある・すぐに取れてしまう・噛むと痛みを感じる・話がしづらい・顔の輪郭が変わってしまうなどのトラブルが多数発生しているのも事実です。

これは、入れ歯安定剤を使用したり、ある程度調整することで状態を和らげることは出来るのですが、あまりにもひどい時には精密な入れ歯を作りなおさなくてはいけません。

また、自己負担で作る総入れ歯はかかる費用も高額で、出来上がるまでにかなりの時間がかかります。

ただし、費用については使用する素材や作成する工程などそれぞれの歯科医院によって大きく違いますので前もって確認すると良いでしょう。

ページトップへ

入れ歯安定剤とは?

入れ歯安定剤とは、近年テレビのコマーシャルなどでも目にしますが、噛み心地に違和感があったり不具合を感じるときなどに使用する薬品のことで、入れ歯と口の中の粘膜を密着させることで違和感を軽減したり、痛みを和らげたりします。

近年では安定剤の種類も豊富で、クリームタイプ・粉末タイプ・クッションタイプのものなどがあり、用途に合わせて選ぶことができます。

しかし、長期にわたる入れ歯安定剤の使用は、かみ合わせが悪くなったり、歯ぐきがやせる原因となることがあります。

噛み心地が悪くなったり、噛んだときに痛みを感じるようになった際には、歯科医院にて調整をしてもらったり、新しく作り直した方が良いでしょう。

ページトップへ
Copyright(C) 2008 入れ歯・差し歯について.All rights reserved.