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発達緑内障

先天性のもので先天性緑内障とも呼ばれています。生まれつき隅角に異常があるタイプの緑内障です。生まれた直後から眼圧が高い場合、眼球そのものが大きくなることもあり、昔から、俗に「牛眼」と呼ばれています。

角膜や強膜が伸びきってしまい、放置すれば視神経の圧迫により失明することもあるため、発見次第、早期に手術が必要となります。黒目が大きくなり、やや前方に突き出してきて、ときには白く濁っていることがあります。

普通の光でもまぶしがるようになり、そのためまばたきが多くなったり、涙を流したりすることもあります。薬を用いて眼圧を調整する方法もありますが、治る例はほとんどみられず、現在は手術で眼圧を調整するのが一般的です。

続発緑内障

続発緑内障は、続発性緑内障とも呼ばれ、何らかの外傷、角膜の病気、網膜はく離、ブドウ膜炎、角膜実質炎などの炎症、前房出血、眼底出血といった他の目の疾患による眼圧上昇や、皮膚病などに効果があるといわれている強薬ステロイドホルモンなどの薬剤による副作用で眼圧上昇が起こる緑内障のことです。

このステロイドは点眼でも内服でも長期間使用すると発症率が高くなります。また、白内障の手術後にも発症するケースがあります。続発緑内障は、発症の原因によって治療方法が若干異なりますが、点眼薬などの薬物療法や手術が行われるのが一般的です。この症状では、まず元疾患が完治していることが望ましいとされますので、元疾患の治療を優先して行います。

閉塞隅角緑内障

虹彩の根元が角膜の裏側に押しつけられてしまった状態となります。房水が流れ出る箇所である隅角が閉ざされてしまい、房水が流れ出る箇所がブロックされることで急激に起こり、発症率は緑内障の5%程度を占めています。

この状態を起こしやすいのは、普段から前房が浅く、狭い隅角をもつ眼に多くみられるようです。しかし、ストレスや強い感情の起伏、また環境の変化で急性発作を生じることもあります。電球などの光源を見たとき、そのまわりに虹が見えたり、視力が著しく低下したりします。

疼痛が強く、吐き気・嘔吐が起こることもあります。発作が速やかに治まり、眼圧が正常化すれば、狭隅角状態以外はまったく正常に戻ることもありますが、できるだけ早く診察を受けることをお勧めします。

解放隅角緑内障

房水の出繰りである線維柱帯が徐々に目詰まりし、シュレム管と呼ばれる、房水が流れ出る部分の内側の細胞変性により、房水が流れ出にくくなり眼圧が上昇します。解放隅角緑内障は閉塞隅角緑内障より発症率が高く、眼圧の上昇は中程度のため痛みや充血は起こしません。

しかも角膜・瞳孔も正常で、中心視力は良好なことが多いので、本人が病気に気づきにくく、ゆっくりと進行していくのが特徴です。時には眼精疲労やモノがぼんやり見えることなどの不定愁訴をともなうこともあります。

また、電灯などの光源を見ると色の輪が周りに見えることや、視野異常を自覚することもあります。通常は、両眼にほぼ同時に発生します。末期には急激な視力低下がおこります。

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