紫外線、人工光を避ける

紫外線は、特に春から秋に強まります。この時期の紫外線被曝(ひばく)量は、午前8時から9時半と、午後2時から3時半にかけてが最も多く、正午前後の2倍の量であることが分かっています。肌の被曝量は太陽が高い時間帯ほど多いといわれていますが、目の場合は、太陽が低い位置にあると、紫外線が入り込みやすいため、紫外線を防ぐサングラス、眼鏡、コンタクトレンズや帽子などで、日ごろから目を守るよう心掛けましょう。

また、近い距離で蛍光灯をつけて長時間読書をするなど、強い人工光も同じように、目の負担になります。白内障は発症したら二度と完治はしない病気ですので、できれば発症する前から予防を心がけてください。

活性酸素の発生を抑える

紫外線を浴びて目の中で活性酸素に抵抗できなくなった時に、眼球奥の不飽和脂肪酸が過酸化脂質になっていく事で、白濁しています。特にビタミンB2・C・Eといった酸化還元物質は、加齢による老化とともに消化吸収力が落ちるため体内において不足しやすい栄養素です。

これらのビタミンB2・C・Eを食事やサプリメントなどで、しっかりと摂取することで、ある程度の活性酸素の発生を抑えることができます。これらが脂肪の酸化を防ぎ、水晶体が濁るのを防止してくれます。また、活性酸素はご存じのとおり白内障だけでなく、健康面や美容面においても悪影響を与えるものですので、日頃から気をつけるとよいでしょう。

バランスの良い食生活

バランスの良い食生活は、白内障の予防だけではなく、人間の健康作りには欠かせないことです。いろいろな食品をバランスよく摂取することに加えて(できれば一日に30品目の食物を摂取するのが理想です。

のり・レバー・納豆・鶏卵・いわしなどのビタミンB2、緑色野菜・いも・柑橘類などのビタミンC、大豆・玄米・植物油・ごま・うなぎなどのビタミンEなどのビタミン群や、きのこ・海藻類のミネラル、肉・魚・卵・大豆製品などのたんぱく質を大目に摂取することを心掛けましょう。また、朝食はしっかりと取る、規則正しい時間帯に一定量を食べるなど、胃や内臓に負担のかかりにくい生活パターンに変えていきましょう。

眼精疲労をためない

眼精疲労とは休憩をとっても目の痛みやかすみ、頭痛などの症状が残ったり、あるいは回復したと思ったらすぐまた目の疲れが出てきたりするものです。眼精疲労の主な自覚症状は目に関するものとして、疲れによる充血、かすみや視力の低下などが挙げられますが、最近ではテレビゲームやパソコンの普及による目の酷使が原因で加齢性白内障を発症する人の年齢層が若年化しています。

目が疲れたなと感じたら、目をその都度閉じて休ませてあげることが大切です。眼精疲労に最も効果的なのは、睡眠で1日7~8時間睡眠を心がけましょう。また、部屋の乾燥にも注意し、テレビやパソコンの画面を見るときは、部屋が画面より明るくなるように気をつけましょう。

たばこの吸いすぎに注意する

たばこを1本吸うことでビタミンCが約70mg 破壊されると言われています。成人の1日における所要量は50mg とされていますが、たばこ1本で1日の必要量のビタミンCが失われてしまうことになり、せっかく食事などでビタミンを摂取しても、意味がありません。

たばこにはニコチン・タール・一酸化炭素の3種の害があるといわれており、様々な病気を引き起こす原因となっています。また、たばこを1日に1箱以上吸っている人は白内障にかかる確率が3倍に増えるといった調査結果も出されています。とくに白内障の症状が進行している人などは、1日に吸うたばこの本数を極端に減らす、または禁煙することを強くお勧めします。

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