HOME >検査・予防について

治療について

人工涙液(じんこうるいえき)

人工類液は、ドライアイの対処療法としては一般的ですが、あくまで対処療法で、ドライアイの進行を遅くする効果はありますが、ドライアイが改善すると言ったものではありません。

注意する事は、ソフトコンタクトレンズを付けたままでは、点眼は原則禁止されています。

着脱して点眼する場合でも、装着するのに間隔を空ける必要があり、基本的には使用は勧められません。

人工涙液は実際の涙液に似せた成分の液体ですが、他の目薬などとの併用の場合や、古い人工涙液には劣化して汚れている場合、注意が必要と言えます。

使用中に違和感を感じた場合には、眼科医の診断を仰ぐ必要があります。

ページトップへ

涙点プラグ挿入術(るいてんぷらぐ)

涙点とは、涙腺から分泌された涙液を排出する、排出口の役割をするもので、瞼の鼻側の目頭にあり、鼻腔に繋がっています。

涙点プラグは、涙点をふさぐもので、部分的に涙点が塞ぐことによりと、涙液が貯まって、涙液の分泌が少ない場合には、ドライアイの予防の効果を狙った施療です。

水不足の時の取水制限のようなもので、涙液の有効利用といえる苦肉の策です。

ただ長期的に行った場合は、角膜などの老廃物が、涙点から排出されない弊害がありますから、定期的に涙点に貯まった老廃物を清掃する必要があると言えます。

涙液の分泌量が少ない場合に限って行なわれる治療法ですが、涙液の成分自体に異状があった場合には、意味がない方法と言えます。

ページトップへ

血清点眼(けっせいてんがん)

血清点眼は、自分の血液から生成された血清と生理食塩水で作られた点眼剤です。

人工涙液より本物の涙液に近いとされているもので、単なる角膜などの保湿を目的としたものではありません。

涙液も単なる水分補給を行なっているだけでなく、傷ついた角膜などを補修する機能もあり、その成分は血清と同じモノが含まれているため、血清で作られた血清点眼は、ドライアイの一番の問題である角膜上皮の傷ついた部分の補修が可能になり、ドライアイの症状の進行を停止させるのに最も効果的とされています。

ただ血清点眼の薬剤は、防腐剤など一切含まれていないため、作成されて2週間しか持たず、保存する事が出来ないため、2週間ごとに作る必要があります。

ページトップへ

眼軟膏(がんなんこう)

眼軟膏は、局部的な傷害に用いられる眼病の薬剤です。

例えばドライアイが進行して、角膜上皮に傷かついて、炎症を起こした場合などに、ステロイド系の眼軟膏が処方されますが、軟膏と言われるように、粘着性が強いため他の組織に行き渡る事がないため、副作用などの心配が少ないとされています。

眼軟膏を使う場合は、清潔な状態で眼軟膏を塗布するのが原則ですから、手などは事前に良く洗っておき、細菌どの感染症に注意する必要があります。

眼軟膏を塗布した直後は、目がかすんだりしますが、一時的なもので、直ぐに治ります。

しかし過敏症の人の場合、アレルギー反応が出る場合がありますから、眼軟膏を処方される場合、病歴などを問診されるのが普通です。

ページトップへ

モイスチャーエイド

モイスチャーエイドは、アイカバーや専用メガネと同種のグッズで、外気を一切遮断してしまうものです。

透明なビニール樹脂で出来ていて、両面テープでメガネに貼り付け、防塵グラスのように、顔とメガネの間を密着させてしまって、外気を遮断します。

花粉メガネと同じようなものですが、外気が入り込まないと言う事は、ゴミやホコリで角膜上皮を傷つける危険性も少なくなると同時に、乾燥して室内にいても目が乾いてドライアイになることも少なくなると言うのが、宣伝文句ですが、水分を含ませたスポンジなど中に入れて、湿度を保つ機能もあり、ある程度の予防効果はあると言えます。

ただ最近のドライアイの研究では、角膜上皮の乾燥がドライアイの問題ではなく、涙液の分泌が不十分だと、角膜の損傷が修復されない事のほうが重大な問題と言われていますから、保湿だけ考慮しても、それだけの効果しかないことになります。

ページトップへ

屈折矯正手術(レーシック)

ドライアイの人が、だれでも視力回復のための屈折矯正手術が受けられるかと言えば、一概には屈折矯正手術を受けられるとは言えません。

ドライアイの症状の進行の程度により、レーシック手術を行なっても、効果がない場合があり、専門医もあえて勧める事はしないはずです。

ドライアイの最新の研究では、涙液の分泌が低下することで、涙液に含まれる損傷修復機能が低下しているために、角膜上皮に損傷が多数あることが、ドライアイの最大の弊害であることが分かってきました。

レーシック手術を行なって、屈折矯正を行なっても、角膜上皮の擦り傷までは修復できませんから、効果がないと言えます。

大体レーシック手術でドライアイが改善する事はありません。

その点で誤解を抱かせるような宣伝を行なっている医療機関が多く、注意が必要です。

ページトップへ
Copyright(C) 2008 ドライアイの原因・予防・対策について.All rights reserved.