その他の腸疾患の種類
過敏性腸症候群
腸内に炎症や潰瘍がないにもかかわらず、腸に異常が生じる疾患を過敏性腸症候群と呼びます。医療関係者の間では、過敏性腸症候群をIBD(炎症性腸疾患)と呼ばれる場合もありますが、内容は同じモノと考えてください。
原因が明確でない分、症状の現れ方も個人個人によって違います。以前は過敏性大腸症候群と呼ばれるほど、大腸の機能障害のケースが多かったのですが、最近は小腸でも同じような症状が多くなってきています。
原因は心因性のストレスや生活の乱れからくる自律神経の場合とか、色々考えられていますが、今のところはっきりした事は分かっていません。現在のところ、医療機関での治療は対処療法のみと言った状況で、完治しにくい疾患と言えます。
神経性の下痢
大きな意味では過敏性腸症候群の仲間に入る腸の疾患と言えますが、一定の条件やタイミングで下痢を起こす場合、神経性の下痢と言えるでしょう。
通勤や通学の電車の中で必ず下痢気味になる場合は、条件反射的に起こる下痢と言えます。ほとんどが職場や学校でのストレスが原因で起こる疾患と言えます。
神経性の下痢を度々発症する場合は、症状として出血などは起きませんが、腸内で極度の緊張を繰り返すために、炎症を起こす事もあります。心因性の問題が原因ですから、解決するのに時間がかかると言えますが、放置しておけば、潰瘍などへ進行することも考えられます。
出来れば精神科のカンセリングを受けることで、改善をはかる事をお勧めします。
慢性の下痢
慢性の下痢は、大腸で本来吸収される水分が吸収されないために、水分量の多い水溶性の便となる場合と、分泌液の異状が考えられます。
3週間以上下痢が続いた場合は、慢性の下痢と判断されますが、原因はさまざまで、疾患の場合を除くと、主に腸内の浸透圧の低下、胆汁酸、脂肪酸、各種ホルモンなどの分泌液の異状が原因と考えられてます。
直接的な原因は、最近やウイリスおよび加齢などよる免疫力低下が起因しますが、それらによって著しい腸の機能障害が起こり、最近やウイルスなどが駆除された後もダメージとして残ってしまい、機能障害を起こす結果になるケースもしばしば見受けられます。
長期間の慢性の下痢は、極端に体力を消耗させ、抵抗力を低下させるため、感染症などが懸念されますので、早目に病院へいかれることをお勧めします。
急性腸炎
急性腸炎のほとんどが、食中毒が原因です。
食中毒の場合、原因は色々ありますが、 発症するまでの時間が、短時間である事から、食中毒でも、潜伏期間が2週間から3週間と言った長いものもありますが、食事後数時間で発症する事が多く、腸などでの水分吸収が出来ず、大量水溶性の排便や嘔吐を伴います。
大体において自然治癒しますが、回復までの間は、吸収されない水分補給を行なうぐらいで、特別な治療を重篤な毒素がある場合以外は、治療されませんが、中には治療が確立されていないものもあり、注意が必要です。
急性腸炎はそもそも今日疾患のよる症状の一種と言えますから、特に注意する事は、治療に専念することも大事ですが、他の人への感染の危険性がある場合は、ほんにんだけの問題ではく、集団感染の危険性もありますから、早目に医療機関で検査する事が必要です。
腸結核
腸結核は、結核菌が腸に浸入し、腸内の組織を冒す病気です。腸内で炎症や潰瘍の原発となる原因の一つですが、高齢者に多い病気です。
結核菌は治療で症状が完治しても、体内に潜伏し、抵抗力の弱ってきた結核の羅病経験のある高齢者に多いとされています。
厄介な事に、症状の進行が緩やかなために、体調の異状を感ずる頃にはかなり、病状としてはかなり進行していると言えます。
結核は過去の病気と思われているかもしれませんが、抗生物質に対する抗体を持った結核菌が出現しているため、抗生物質と結核菌のいたちごっこの様相を呈していて、結核は現在でも患者数が減っていません。
咳や痰などを多い場合は、肺結核として認識される場合も多いですが、肺結核をと伴わず、腸結核の単発発症のケースが多いと言われています。
