生活環境づくり
自律神経
腸を動かすのも、それを止めるのも自律神経の作用によります。ストレスはこの自律に直接影響を与えますので、ストレスの種類あるいは固体の感受性の違いによって、下痢あるいは便秘などの通便異常をきたします。
快便の最大の敵の1つはストレスといっても過言ではないでしょう。この世には、下剤や浣腸に依存して生活している人は少なくありません。ことに、お年寄りや成人女性に多いようです。彼らの多くは、便秘を解消するために、安易な方法である下痢や浣腸を常用する習慣を、知らず知らずのうちに身につけてしまったというのが実情のようです。
また、そのほとんどの人は直腸性の便秘で、便意を我慢することによってはじまった人が多いようです。この人達では、直腸に便がたまっても便意がないため、便は直腸の容積を少しづつ、満たしていきます。
快便つくりの努力
それがかなり達してくると、当然お腹がはってきて便秘の症状が出てくることになります。それをそのままにしておくと、いつまでたっても自然な排便にいたらないため、下剤や浣腸に頼るという悪循環のコースをたどることになります。
こういう人達には、いきなりその習慣をやめさせようとしてもうまくいくわけがありません。のどもと過ぎれば熱さを忘れるという諺がありますが、そうであってなりません。つまり、下剤や浣腸でたまってきた宿便を出しきった後の、管理が問題なのです。
そのときこそ、悪循環を断ち切るための絶好のチャンスだと考えて、改めて自力による快便づくりの努力をはじめるべきなのです。
補助的工夫
朝起きたら、冷たい水か塩水を1杯飲んで、腸の運動を促す方法など、腸の運動を促すための身体のツボを刺激する方法だとか、排便を支援するための補助的工夫を加えてみるのも、排便効果をあげるうえで有用なことがあります。
そのやりかたは、先達が行っている方法を借用したり、あるいは各自で工夫した方法をを用いて、とにかく試みてみるのも決して無駄ではないでしょう。お年寄りを含めて慢性便秘で苦しんでいる人はこの世にたくさんいるが、なかでも女性の場合には、人知れず悩み苦しんでいるというのが実状でしょう。
前節では、便秘解消のための7つのポイントを挙げて、その対策の要点について解説しましたが、ここではもう少し具体的な面から慢性便秘の日常対策について述べてみましょう。

